進路を必要以上に悩むリスク
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今の大学入試は推薦の数が圧倒的に増えており、推薦は特別なものではなくなりつつある。推薦を出そうと思うと、学校の定期テストで一定以上の点数を取得し、評点を取っておく必要がある。加えて、最近は英検、TOEICといって語学だけでなく、簿記検定などの資格を応募条件に設定している大学も増えていいる。こういったことから高1や高2といった早い段階で準備している子が有利になる。まとめると、入試について調べて事前に準備を始めている子は、一般入試に加えて推薦入試も受けられるので受験回数を増やせるので有利になる傾向がある。 ただし、気をつけないといけないのは、推薦の対策をしたとしても絶対受かるわけではない。受験回数が増えるので有利になるだけである。一方で、一般入試に向けて努力をすることは無駄にはならないと思う。人には得手不得手があるように、資格という学校の勉強とは少し違うものが得意な子、部活動が得意な子にも目を向ける機会が推薦だと思うので、自分の得意分野を生かすためにうまく活用すればいいと考える。こういったことは準備が必要であり、時間がかかるので気になったならすぐに行動に移すべきである。明日では間に合わないかもしれない。今日からすべきである。 ただ、年頃の子どもたちという立場に立つと、漠然とした将来への不安、突然将来何がしたいんだと言われ混乱する気持ちは分かる。ここでそういった不安があるからと手を止めると自分がどんどん不利になるということも知っておくべきである。悩みがあるなら大いに悩むべきである。また、人に相談できるようになる練習をするべきだと思う。先輩や親、先生誰でもいい、人に頼ることができるということは大事だと思う。大事なのはやるべきことをしっかりとやるということである。 あとは分からないことは分からないということを知るべきである。悩んで結果がでるものもあれば、悩んでも結果がでないものもある。様々な経験を経て分かること、行動し続けてみないと分からないこともある。とりあえずやってみるということは無駄じゃない。考えることは大事だが、それと同じぐらい行動に移すことは大事である。