テストが終ったら、見直しをしましょう?
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テストどうだった?と聞くと 「解けなかった。」 とかえって来てしまうことがあります。 一言に解けなかったと言っても、計算ミスをした、化学や数学だと文章から式が立てられなかった、時間がなくて解けなかったなど様々です。このように解けなかった理由が様々あるようにその対応策もまた様々です。 しかし、これはテストの結果を見直さないと分からないことです。 今回は、そんなテストが終ったあとの見直しという作業をちゃんとしていますか?という話です。 さて、なぜ見直しを行うのでしょうか? それは、問題が出来なかった理由を考え、どうやったら解けるようになるのかを考え、次のテストに生かすためです。つまり、見直しをする目的は解けなかった理由を明らかにし、次、別のテストで出てきた際に解けるようにすることでしょう。ついつい、見直しをしたという結果に固執していませんか?その作業を行う目的をちゃんと意識していきましょう。 多いのは答えを見て終わりやノートに写して終わりなどです。当たり前なんですが、答えを見て覚えられるのなら、テストでも解けてたはずです。中学内容や高校内容は正解が決まっているので、正解を確認する作業自体は間違いではないと思います。大事なのは解けるようになることです。答えを確認したことと解けるようになることは一致していません。 では、何をどうすればいいのか? それは解けるようになったのかの確認作業が抜けていると思われます。自分で答えを見ずに解き直すという作業を入れてみましょう。この作業をやっていない子が多いです。あとは形だけ確認をしている子も意外と多いです。解けなかったけど、そのままにしてしまう子も意外といます。こういう作業を行う際のポイントとしては、その問題を解く手順を意識していくことです。問題を解く手順を意識すると、問題が解ける解けないではなく、こういう問題のこの部分がうまくいかないや答えのこの式変形が分からないというように分からない部分を具体的に意識することが出来ます。このような解く手順を意識して解く作業は、慣れていないと時間がかかってしまいます。ただ、学校の定期テストなどで80点以上取ろうとすると必要な作業ですし、入試などを意識するとこれが出来ないと記述式の問題などが解けなくなります。 たかが見直し、されど見直し。しっかりと次に生かせるように今から準備をしていきましょう。