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入試に向けて

まだ昼間は暑さが残っていますが、朝晩は涼しくなってきました。 季節が変わるってことは受験も近づいているわけで、 こうなってくると焦りだす子も出てきます。 計画的に準備しているならいいのですが、 焦って新しいテキストに手を出そうとする子もいます。 これはお勧めできません。 ろくなことにならないので、やめたほうがいいです。 まずは、自分が何が得意で何が苦手なのかを把握すること、これが一番大事です。 そして、自分の課題に優先順位をつけましょう。 気を付けてほしいのは、受験は相対評価だということです。 平均40点の60点と平均70点の60点の価値は一緒ではないですよね? 大事なのは、以下の2点です。 ①他の子が得点できているところで失点しないこと ②他の子が失点しているところで得点できること テキストの話に戻しましょう。 焦るということは様々な理由が考えられますが、多いのは模試の点数が伸びないということでしょう。 点数が伸びない理由とはなんでしょう? ・点数が伸びない同じような問題で失点し続けている これなら問題のどこで詰まったかの確認と同じ問題でいいので繰り返し解いて解き方をしっかりと理解するようにしましょう。 答えを読んだら分かったから、いいやってなってません?やり直してます? ・以前出来ていた問題ができなくなった 他の問題を出来るようにしたいとがんばったのでしょう。大事なのは問題が解けることを確認するために解きなおすということです。 多分できる。出来る気がする。前やったらできたからいける。 これはいける気がしているだけです。 問題を実際に解いて出来ることを確認しましょう。 ・単純にテストが難しく平均点が下がった 平均点が下がると上がったのか下がったのか分かりにくくなります。 点数だけ見たら上がっていないように見えても平均点が下がっているなら、 点数が上がったのと同じです。 としたくなりますが本当にそうでしょうか? 平均点が低かったということは時間配分がよりシビアになっているはずです。 解けなかった問題とかないですか? これらを解けるようにするにはどうすればよかったのか、とかって考えてます? こういったことを考えた結果、新しいテキストが必要だと判断したならやりましょう。

テキストのお悩み

 どんなテキストがいいですか?と聞かれることがあります。 多いのは、 学校で使っているテキストが難しいのでもっと簡単なテキストにしたほうがいいのか? というものです。 結論を言えば、テキストで悩む前に自習の目的はなんなのかを明確にしたほうがいいかと。 計算や式変形が苦手なので、その対策をしたいというならテキストのレベルを下げて量をこなせるようにしたほうがいいでしょう。 文章題が苦手で問題文を読んで式を立てる作業がしたいなら、難易度高めのテキストにして質を求めたほうがいいでしょう。 ただ、質を求めすぎるあまり、テキストのレベルを上げすぎて答えを読んでも理解できないならテキストのレベルを下げたほうがいいかと。 目的に合わせて問題の量と質のバランスを調整することが大事だと思います。 もちろん、このようなお悩みにも対応いたします。 お気軽にどうぞ。