勉強をするときの注意点

がんばっているのに結果が出ないんです。どうしたらいいでしょうか?

こういう意見は多いです。問題なのは、このがんばっているという言葉です。

毎日1時間勉強している子はがんばっているわけです。毎日睡眠時間を削り、何時間もやっている子もがんばっているわけです。部活の合間を縫って30分勉強している子もがんばっているわけです。

この子たちは全員がんばっている子たちです。

そう、つまりがんばっているかどうかはその子たちの主観です。

自分の目標に向けて努力すること、がんばることはすごく大事です。

ただ、がんばることが目標になっていませんか?

勉強をしたことに満足していませんか?

勉強というのは、新しい分野を学ぶ事以外にも自分自身の課題点を解決するためのものでもあります。

高い目標を掲げたけれども、それに勉強量が見合ってないのであれば勉強量を増やさないといけません。

ただ、十分な勉強量があるのにも関わらず、成績が向上しないのなら、勉強の質の向上を考えたほうがいいかもしれません。

例えば、自分の課題に向き合っていますか?テストの結果だけを見ていませんか?

テストの本来の役割は他者との相対評価によって本人の課題点を明確にすることです。

テストの結果から課題点を探り、その課題の解決に向けて勉強方法の改善も大事だと考えます。

難しいことをしろというわけではないです。どういう問題が苦手なのか、どのようなパターンの問題でミスをしたのかを洗い出していきましょう。

新しいことを学ぶという観点で言えば、集団授業は有用だと思います。

ただ、こういった勉強方法の改善には個別指導が向いていると思います。


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